お役立ちコラム

【実録】バーチャルオフィスで”法人口座開設”できた話!開設しやすい銀行は?

バーチャルオフィスだと法人口座が開設できないって聞くけど本当??

シオタ
シオタ
審査落ちした銀行もありましたが、バーチャルオフィスを利用する筆者も口座開設できました!

この記事の結論

バーチャルオフィスの利用でも
銀行の法人口座は開設できます!

ちなみに、「口座開設できた銀行」と「できなかった銀行」は以下の通りです。

▼開設できた銀行

  1. PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
  2. 楽天銀行
  3. GMOあおぞらネット銀行 となります。

▼審査落ちした銀行

残念ながら、審査落ちしたのは、以下の4行でした。。

  1. 住信SBIネット銀行
  2. 三菱東京UFJ銀行
  3. 千葉銀行
  4. 城北信用金庫 でした。

よく言われる話ではありますが、やはり「ネット銀行」は開設しやすい印象です。

反対に、地銀や信用金庫は等は、基本的に登録した住所への「実地調査」があり、バーチャルオフィスでの口座開設はややハードルが高い印象です。

ネット銀行でも、「住信SBIネット銀行」も、開設当時は審査が厳しいという噂で、残念ながら審査に落ちました(しかし、現在は多少開きやすくなった、という噂を聞きます。。)

ちなみに、申込時の状況は以下の通りです。

  • 資本金:100万円
  • 会社のHP:一応あったというレベル
    (急いで作ったため、かなり簡易的なものでした・・・)

シオタ
シオタ
審査の合否を分けるポイントは資本金だと感じています。今は資本金1円でも企業できますが、あまりに低いと審査で落ちやすくなります。

バーチャルオフィスで法人口座を作るなら、ネット銀行がおすすめ!?

私の場合、会社設立当初に開設したのは、ネット銀行のみですが、3期目を迎えた時に、メガバンクを開設しました。

しかし、今もメインバンクとして使っているのは、「PayPay銀行」などのネット銀行です。

理由は単純で、振り込み手数料が安く、維持費も掛からないためです。

スペックを比較すると、月額や手数料が格段に安いことがお分かりいただけます。

ネット銀行と都市銀行のスペック比較

銀行名 月額利用料
振込手数料 口座開設 実店舗
 

PayPay銀行
(ジャパンネット
銀行)

無料 同行内:55円
他行宛
3万円未満:176円
3万円以上:275円

口座開設できた
なし
楽天銀行 無料 同行内:52円
他行宛
3万円未満:168円
3万円以上:262円

口座開設できた
なし
GMOあおぞらネット銀行 無料 同行内:無料
他行宛
3万円未満:166円 
3万円以上:261円

口座開設できた
なし
住信SBIネット銀行 無料 同行内:50円
他行宛
3万円未満:160円
3万円以上:250円
×
審査落ち
なし
三菱UFJ銀行 1,760円〜
同行内:無料
他行宛
3万円未満:550円
3万円以上:770円
×
審査落ち
あり
千葉銀行 2,200円~ 同行内:無料
他行宛
3万円未満:440円
3万円以上:660円
×
審査落ち
あり

大手銀行はもちろん信頼性が抜群で、持っているに越したことはないですが、インターネットバンキングを開設すると、口座維持費が(月に3,000円前後)別途掛かってくるため、私はこれが嫌で使わなくなりました。。

「何をケチなことを!!」と言われてしまうとそれまでですが、なるべく固定費は抑えたいという方は、ネット銀行をメインで使うことをおすすめします。

ネット銀行にデメリットはあるの??

良い面ばかりではなく、デメリットも考えていきます。

ネット専業銀行の主なデメリットは、以下の3点です。

  1. 知名度が低い
  2. 融資が受けづらい
  3. 担当者が付かない
シオタ
シオタ
個人的に最大のデメリットだと思うのは、「銀行融資」を受けにくいところだと思います。

日常的な取引であれば、ネット銀行が圧倒的に有利ですが、積極的に融資を受けて事業を拡大したい場合には、地銀や信用金庫とのお付き合いが必要になるケースもあるかと思います。。

PayPay銀行なら融資も受けやすい

ネットバンクのデメリットである「融資を受けにくい」問題について、筆者がメインバンクとして使っているPayPay銀行は、低金利でビジネスローンが組めます。

ネット銀行の振込手数料は、数円の差で、正直どこも大体同じなので、「いざと言う時にお金が借りられるか」などの「サービス面の違い」がポイントになります。

審査で見られるポイント

何となく「ネット銀行」が開設しやすいことが、お分かりいただけたと思いますが、

当然ながら、ネット銀行にも審査があり、以下のようなポイントが開設できるか否かの分かれ目となります。

①:バーチャルオフィスで登記する住所は汚れていないか?

ほとんどの方は、まず問題ないと思いますが、これは契約する「バーチャルオフィス自体」の信頼性に関するチェックです。

「住所が汚れていないか?」というのは、バーチャルオフィスで登記する住所で、「過去に犯罪に絡んだ法人が登記されていないか?」ということです。

実は筆者も金融機関で数年働いた経験がありますが、口座開設の審査では、反社会勢力や犯罪者などのデータベースを基に、調査を行う工程が必ずあります。こうしたチェック(犯罪歴チェック)で汚れた住所であることが発覚すれば、それが原因で口座開設を断られる可能性が高まります。

そのため、バーチャルオフィスで登記する住所は、契約前に必ず調べて、問題がないか確認するようにしましょう。

月額1,000円未満など、価格が異常に安いバーチャルオフィスや、ホームページが全く更新されていないようなバーチャルオフィス事業者には、注意が必要です。

ちなみに、信頼性で最も定評があるのは、千代田区のナレッジソサエティです。

九段下近くのバーチャルオフィスですが、バーチャルオフィスでは珍しく、入会者に必ず対面での審査を必須としています。また、登記できる住所は「りそな銀行」の所有のビルなので、こうしたところからも信頼性の高いバーチャルオフィスであるといえます。

②:審査落ちしないために気をつけたい5つのポイント

ポイント①:資本金が少ない

資本金が1円でも法人を設立できる時代ですが、あまりにも少ない資本金では、法人口座の開設を断られるケースが多くなります。

「具体的にいくらなら大丈夫!」という線引きは難しいですが、目安として、資本金は100万円以上であると開設に至りやすいと聞きます。筆者も資本金100万円で設立しましたが、実際に複数の銀行の口座開設ができました。

ポイント②:事業目的が「あいまい」もしくは「多すぎる」

定款の事業目的に関係ない業種ばかり書くと、「この会社は一体何してる会社なの?」と疑いの目で見られてしまいます。

事業目的は、後で追加するのは面倒だからと、将来手がけそうなものは、つい多く入れてしまいがちですが、関係ない項目を沢山追加するのは考えものです。

銀行側としては、事業内容が明確であればよいので、説明するための、会社パンフレットやホームページなどを用意すれば、良い印象を与えられます。

ポイント③:固定電話がない

「携帯があるし、今どき固定回線なんて使わないよ。。」と思う方もいるかもしれませんが、法人では、事業実態や信頼性を重んじる立場から、「固定電話の有無」が、口座開設の要件の1つに設定されている金融機関もあります。

固定電話は携帯で受発信できる!

よくバーチャルオフィスで固定電話サービス(携帯への転送など)を組み入れたプランがありますが、やや割高な印象があります。。なので、個人的には「月額1000円程」で使える、いわゆる「転送アプリ」などの利用で十分だと思います。

筆者もこうしたサービスを利用していますが、03の番号を持ちながら、掛かってきた電話は、携帯電話で受け取れるので便利です。月額も1000円程度なので、かなり安いです。

人気のサービスは、月額1,050円で使えるToones転送電話や、スマホで03発着信ができるクラウドPBX「ナイセンクラウド」あたりになります。

ポイント④:自社のホームページがない

考えは人それぞれですが、今はホームページが簡単に作れる時代なので、ここは横着せず、ホームページは極力もっておくのがベターです。

筆者も口座開設のために、デザインは二の次で、急遽ホームページを作りました。当時は作ったことがなかったため、Wixを使い、一週間程で作りました。

最近はこうした簡単に作成できるツールが沢山ありますので、知識のない方でも自分で作ることは十分できます!

ネット銀行を作る際は、大体ホームページURL記載の欄がありますので、ホームページがない方は簡単なもので良いので、是非作成してください。

ポイント⑤:顧客や取引先と交わされた契約書や請求書がない

マストなわけではありませんが、あると審査で有利に働くと思われますので、契約書や請求書などがあれば、提出すると良いでしょう。

法人口座開設に必要なもの

法人口座開設に必要なものを見ていきましょう。

①法人番号が確認できる書類

法人番号指定通知書(写し)や法人番号印刷書類のいづれかです。

画像出典、GMOあおぞらネット銀行

②取引責任者(担当者)の本人確認書類

免許証やパスポート、健康保険証などの、氏名、生年月日、現住所がわかる本人確認書類となります。

※代表者と取引責任者が異なる場合、原則「取引責任者への権限委任状」や「法人の印鑑証明書」が必要となります。

③事業内容が確認できる書類

①会社概要がわかるものを一点

1点以上 ホームページ URL・会社概要・事業内容・取扱商品等が確認可能なもの
会社案内・パンフレット 事業内容や取扱商品等が確認できるもの
事業計画書など 他社への提案資料、商品企画書等

 

②事業活動状況が具体的に確認できるものを一点

1点以上
締結・調印済みの各種契約書 業務委託契約書、売買契約書等、事業に関わる契約書や覚書(写し)
他社発行の請求書、発注書など 明細により事業内容が確認できるもの(写し)
自社発行の請求書、発注書、納品書等+その入出金が確認できる口座明細等
売上・仕入・活動状況が客観的に確認できる書類 第三者との事業活動に係るやりとりの記録等、客観性があるもの

必要書類については、他の金融機関も大体同じような感じになります。

法人口座が作りやすい銀行は? 「ネット銀行•都市銀行」の比較

①メガバンク:紹介制度使って開設するのが近道!?

開設難易度、

都市銀行をメインバンクにする魅力は、何といっても信用度が高いことです。取引き先に与えるイメージにも大きく影響します。

都市銀行は信用力を重視しますので、当然審査は厳しいですが、

どうしても、早い段階からメガバンクの口座がほしいということであれば、銀行の紹介制度のあるバーチャルオフィスを検討ください。

銀行紹介制度のあるバーチャルオフィス

レゾナンス → みずほ銀行(浜松町支店)などの紹介制度あり
ナレッジソサエティ → りそな銀行(九段下支店)などの紹介制度あり

シオタ
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この2つのバーチャルオフィスでは、バーチャルオフィスでは珍しい、銀行の紹介制度を導入しています。

特にナレッジソサエティでは、バーチャルオフィスの開設に必ず対面審査を設けていて、他のネットで完結するバーチャルオフィスよりも信用力の高さを売りにしています。

②ネット銀行:狙い目は「GMOあおぞらネット銀行」

開設難易度、

ネット銀行は振込手数料も格安で、維持費もほとんどが掛かりませんので、設立当初で固定費を排除したい方は、必ず開設した方が良いです。

大きなデメリットはないと考えますが、対面で相談にのってくれる窓口や担当がいないので、何かあった時は、コールセンターに電話相談をすることになりますが、個人的には全く不自由はありません。

ただ、「融資が受けられない」という話は聞きますので、利用目的をよく考えた上で選択しましょう。

PayPay銀行 筆者もメインバンクとして使っています。キャンペーンで2ヶ月は手数料が無料です。
楽天銀行 開設できました。
GMOあおぞらネット銀行 開設できました。
住信SBIネット銀行
イオン銀行 × バーチャルオフィスは開設不可

③地銀、信用金庫:開設が厳しい印象?

開設難易度、

地銀や信用金庫などは断られる可能性が高いように思います。基本的には地域密着型の金融機関で、審査の際には、登記されている住所へ担当が出向いて確認を行う、という工程があります。

そのため、バーチャルオフィスとの相性は悪く、ほとんどの場合開設できないと思った方が良さそうです。

審査落ちした金融機関
城北信用金庫 実際に仕事をする場所と本店登記の場所が異なる場合は法人口座の開設は断っているとのこと。
千葉銀行 実際に仕事をする場所と本店登記の場所が異なる場合は法人口座の開設は断っているとのこと。

まとめ

急いでいる方は、同時並行で複数申込みがベター!?

法人口座の開設は、個人よりも遥かにハードルが高く、審査落ちのリスクもあるため、複数の金融機関に申込みする方が多いと思います。

注意したいのは、法人口座は審査に時間が掛かるということで、二〜三週間ほど掛かることはザラです。

なので、お急ぎの方は、一つ一つの金融機関の審査結果をみた後に開設するよりも、ある程度いっぺんにまとめて申込をされた方が効率的です!

ランニングコストの比較では、圧倒的にネット銀行が有利!

銀行名 月額利用料
(ネットバンキング)
振込手数料 口座開設 実店舗
 

PayPay銀行
(ジャパンネット
銀行)

無料 同行内:55円 

他行宛
3万円未満:176円
3万円以上:275円


口座開設できた
なし
楽天銀行 無料 同行内:52円

他行宛
3万円未満:168円
3万円以上:262円


口座開設できた
なし
GMOあおぞらネット銀行 無料 同行内:無料

他行宛
3万円未満:166円 
3万円以上:261円


口座開設できた
なし
住信SBIネット銀行 無料 同行内:50円

他行宛
3万円未満:160円
3万円以上:250円

×
審査落ち
なし
三菱UFJ銀行 1,760円〜
同行内:無料

他行宛
3万円未満:550円
3万円以上:770円

×
審査落ち
あり
千葉銀行 2,200円~ 同行内:無料

他行宛
3万円未満:440円
3万円以上:660円

×
審査落ち
あり

筆者が実際に申し込みをした銀行を比較しましたが、メガバンクや地銀は、ネット利用の月額利用料がかかります。相場は2,000-3000円で年間換算で2〜3万円以上かかります。一方でネット銀行の多くが月額利用料が無料です。

コスト面ではネット専業銀行が圧倒的に有利なことがわかります。

これまでの内容をまとめると、

▼申込した方がよい、おすすめの銀行

  1. PayPay銀行
  2. 楽天銀行
  3. GMOあおぞらネット銀行 となります。

全てネットで完結するので、バーチャルオフィスとの相性も良い

 

▼申込しない方が良い銀行

「信用金庫」や「地方銀行」などの、地域密着型の銀行。

理由は、審査の過程で担当者の住所訪問などがあるため、基本的にバーチャルオフィスは開設が難しいため。

 

▼メガバンクについて

一般的に設立当初の開設は厳しい印象ですが、紹介制度のあるバーチャルオフィスで契約すれば、設立当初でも開設できる可能性が高いです。

紹介制度は「レゾナンス」と「ナレッジソサエティ」で実施してます。

レゾナンス → みずほ銀行(浜松町支店)などの紹介制度あり
ナレッジソサエティ → りそな銀行(九段下支店)などの紹介制度あり

となります。

【振込手数料】 無料特典が多い PayPay銀行がおすすめ!

2021年4月5日から銀行名(旧ジャパンネット銀行)が変更された「PayPay銀行」には、振込手数料が無料になる特典が2つありますのでお得に活用しましょう。

PayPay銀行の手数料無料特典①

新規でPayPay銀行(法人口座)を開設した場合に、口座開設日の翌々月末まで振込手数料が月10回無料になる特典があります。

PayPay銀行の手数料無料特典②

前月の預金平均残高が3,000万円以上の場合、月5回の振込手数料が無料になる特典があります。

シオタ
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以上、ご参考になれば幸いです。

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